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「驚きの明治工藝」

「驚きの明治工藝」は東京藝術大学大学美術館で開催されています。
最近、明治時代前~中期に花開いた、写実的な日本の細密工芸品が、「超絶技巧」というキーワードでテレビや展覧会で紹介されることが多くなりました。今回の展示も、その流れを受けての企画開催だと思いますが、興味がありました。
この展覧会は、台湾の実業家、宋培安氏のコレクションからの出展だそうです。約3500点の中から厳選した130点が日本に持ち込まれたとあります。近くで見られるので、とても楽しいです。
おしどり
中でも一番の注目は、自在置物です。
「自在置物とは
鉄や銅などで、龍、蛇、伊勢海老やカマキリ蝶、トンボなどの昆虫を写実的に作り、しかもその動物が本来的に持っている胴や手足などを動かせる機能までをも再現した置物です。蛇を例にとれば、くねくねと移動するような形からとぐろを巻いた状態まで、自由自在に形を変えることができます。

龍

へび

こい
ビロード(天鵞絨)友禅は初めてした。
ビロード(天鵞絨)友禅とは
ビロードは針金を織り込み、織り上がった後、その針金を引き抜いて輪奈(ループ)にした絹、羊毛、綿の織物で、パイル状になるのが特徴です。戦国時代にポルトガルから伝わり、陣羽織などに使用され、江戸時代には京都や滋賀県長浜で生産されました。ビロードは表面が毛羽だって、そこに友禅染を施すことは困難ですが、明治時代に京都の西村惣左衛門によって、この技法が創始されました。光沢のある生地に色糸あるいは黒糸で絵画的な模様を染めた作品は遠近感があり、それはまるで西洋絵画あるいは水墨画のように見えます。明治9年のフィラデルフィア万国博覧会に出品されて評価され、その多くは海外へ壁掛として輸出されました。日本国内に残る作品は少なく、宮内庁三の丸尚蔵館の優品が知られるほどです

ビロード(天鵞絨)友禅

ビロード(天鵞絨)友禅と
うさぎの像は、木彫りの丸彫りの基本作品で見たことがあるので、注目。
うさぎ_edited-1
ウサギの解説
今回の「驚きの明治工芸」展では、明治の超一流工芸家達の作品が、あらゆる分野で展示されています。じっくり見て、展覧会のタイトルの通り、「驚かされる」名品ばかりでした。
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“藝祭”の御輿

「驚きの明治工藝」を見に行って、上野公園で、毎年秋に開催されている東京芸術大学の学園祭“藝祭”で20年以上前から恒例となっている学科対抗の御輿が飾られていました。
なかなか迫力があり、驚きの技巧になっているので、写真に撮りました。
かめ

カニ_edited-1

ゴリラ_edited-1

さると鳥

いのしかちょう

そして黒門、お客様があったのか、珍しく門が空いていました。
黒門

交通博物館に展示の兜の飾り

「鉄道博物館」 2階から
鉄道博物館(埼玉県さいたま市)に行きました。
鉄道博物館のナイトミュージアム(夜間貸切)の見学会でした。
鉄道博物館は、埼玉県・大宮にあり、JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、鉄道の日でもある2007年10月14日に開館した鉄道のミュージアムです。
大宮から乗り換えて鉄道博物館(へ行ったのですが、久しぶりの大宮は、おしゃれなお店できらびやかでした。
鉄道博物館、たくさんの汽車、列車、電車があって、懐かしい思いをしました。
「エントランスゾーン」

新幹線
でも、やはりヒストリーゾーンに興味がありました。
2F西側の全長75mにおよぶ壁面を利用した鉄道歴史年表では、日本の鉄道創業期から現代までの鉄道にまつわるさまざまな出来事を、各交通機関のあゆみ・日本の歴史・社会情勢・世相とともに紹介しています。
その中に、兜の飾りの展示がありました。
四谷トンネル 兜 前

四谷トンネル 兜 後ろ
これは、甲武鉄道の四ツ谷隧道(トンネル)に飾られていたものです。
今の中央線の前身、甲武鉄道には、牛込~市ケ谷間に四番町隧道、市ケ谷~四ツ谷間に三番町隧道、四ツ谷隧道、四ツ谷~信濃町間に御所隧道の4箇所のトンネルがありました。
これらはいずれも長さが短いものでしたが、それぞれ特徴あるデザインを施していました。
特に四ツ谷隧道の兜の装飾は有名で、新宿側に兜の正面、東京側に兜の裏面が飾られていました。その両側には各々丸の中に、会社名を表す「甲」の文字と「武」の文字が刻まれた額が取り付けられていました。
これらは当時の東京美術学校(現在の東京芸術大学)教授の山田鬼斎が木型を製作し、岡崎雪声教授の手により鋳造されました。
身近に見られて、良かったです。
四谷トンネリ
会場で、駅弁を買い食べました。写真は「車輪太巻き」です。
駅弁 車輪太巻き

二子玉川ライズ

公園の向こうに、サンライズ
「二子玉川ライズを歩いてサステイナブルなまちづくりを体感しよう!」ということで、二子玉川ライズに行きました。
世田谷区より南よりに位置する二子玉川。近くには多摩川が流れており、都内では珍しい自然豊かな環境が整っています。
二子玉川ライズはそうした世田谷区玉川(二子玉川)に所在する複合施設です。
サンライズ 模型
東急不動産、東急電鉄による再開発、運営事業の一環で、東急建設らが施工を担当まし、二子玉川タイムスパークの跡地に作られました。平成23年(2011)3月に街開きをし、平成27年(2015)にホテル、オフィスビル、映画館、スタジオ、フィットネスクラブ、家電店を併設した複合施設となりました。
イベント会場になる通路
二子玉川駅を出ると「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」川をイメージする線の沿って歩くと、二子玉川公園へ、そして多摩川へとむかうことになります。
光りが踊る 階段
途中階段が、光に彩られていました。階段だけだと、寂しいのでLED電球の光が踊っています。階段が楽しくなります。
このメインストリートをまっすぐ進むと右に多摩川と出会います。
多摩川
そして、左には国分寺崖線があります。
国分寺崖線
その間に存在しているのが、二子玉川ライズです。

二子玉川という名前は、かつてあった村の名前から来ているようです。
多摩川を挟んで川崎方面にあった「二子村」そして世田谷区側に「玉川村」と言う村があり、その村が合わさって「二子玉川」になったということです。
また、このあたりにあった二子塚古墳にちなんで、大井町線開業時に「二子玉川」と名付けられたとも言います。
ちなみに江戸時代、二子玉川付近には「渡し船」が数多く通っていた事から歓楽街として発展した歴史を持っています。

二子玉川ライズの中にはさまざまな機能があります。
100本のスプーン

シネマ
ショッピングセンター、マンション、オフィスビル、シネマ、公園などなど。
住んで生活するだけでなく、働く場も提供してくれる街なのです。
「楽天」の本社が移転して来ています。
イベント会場で、「二子玉川HALLOWEEN PARTY powered by 楽天」というイベントが開催され多くの人が参加したようです。
これは、二子玉川地域の企業が合同で地元住民との交流および二子玉川の魅力を対外的に発信することを目的に、仮装パレードやスタンプラリーなどを行いました。ここではいろんなイベントが企画展開されています。
注目の「本と家電」の「蔦屋家電」もあります。
まず店に入ると、木々が茂っているのに驚かされます。
本がならんでいます。その本の間を通り抜けていくと、本を囲むように家電が配置され、家電の近くに関連の書籍がある。歩いているうちに、いつの間にか違うジャンルのコーナーに来ているのです、
蔦屋家電の魅力は、細かく分けられたジャンルに、専門知識を有した「コンシェルジュ」を配置しているとのことです。
本を読みながらコーヒーなどが楽しめる「ブック&カフェ」スタイルの店内。緑であふれたとてもオシャレなお店です。
ショッピングTV
ショッピングTV
多目的ホールとTV+WEB発信スタジオが融合することで、 イベントからショッピングコンテンツへの展開が可能に。iTSCOM STUDIO & HALLの放送・配信機能を活かし、 全国のマーケットへの商品の魅力を発信することができます。
二子玉川公園
二子玉川に新しくできた公園です。
二子玉川公園には世田谷区立の公園としては、初の周遊式の庭園、帰真園(きしんえん)が整備されています。
帰真園は、多摩川や富士山、国分寺崖線を主題とした日本庭園です。ユニバーサルデザインを基調とした誰もが楽しめる空間になっています。
帰真園の庭園には、旧清水家書院が移築・復元されています。
旧清水家書院
旧清水家書院とは、当時の清水組(現 清水建設)の副社長宅の離れとして、明治43年頃に中根岸(現在の台東区根岸3丁目あたり)に建てられたものを、大正10年頃に世田谷区瀬田への移築を経て、帰真園造園にあわせて再々移築された由緒ある建物です。旧清水家書院は世田谷区の登録有形文化財に指定さています
スターバックス
そして、 公園内の見晴らしの良い場所にスターバックスがありますスタバがあるのは園内でも見晴らしのよい丘の上です。
360度回りを見渡せるお店は他にはなかなかないので人気です。
二子玉川ライズはもともと自然との調和を謳っていた施設で、テラスマーケットは二子玉川の豊かな自然が調和しています。
例えばルーフガーデンには多摩川流域の生態環境が再現されていて、ご家族で楽しめると思います」
メダカの学校
ライズの「メダカの学校」は屋上にあります。屋上にあるビオトープです、
ビオトープに、かつての多摩側周辺に生育した水辺の生きもの、小川や田んぼなどで普通に見られたメダカを放流しています
こちらのビオトープでは、生きものが特に敏感に反応する水温、pH値、塩素濃度を常に監視して水質の安定化を徹底しています
さらに屋上を歩くと、多摩側流域の多様な自然と文化を再現した「ルーフガーデン」の芝生広場が現れてきます
ルーフガーデン内の植物や石、流木などはすべて多摩側流域で育まれた素材でつくられているそうです。
それに、晴れた日には富士山が見えるのだそうです。
すでにみどりいっぱいのライズですが、ビオトープ、ルーフガーデンの他に菜園広場もあります。
菜園広場

菜園広場 2
菜園広場では多摩川流域の農耕文化を保全、継承するため、地域が育んできた野菜や果実を栽培できる場所になっています。
地元小学生による農業体験や、菜園広場での野菜を育てる楽しみ、収穫して食べる楽しみを通じて地域のコミュニティーを形成しています。
メッセイジ
お話を聞くと、目指すは「クリエイティブ・シティ」、ビジネス拠点としての発展だそうです。
「クリエイティブ・シティ」の名のもと、二子玉川でクリエイティブ産業と一体化した街づくりを行おうということです。
元東大総長である小宮山宏氏を会長としたこの「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」は、有名企業を含む多数の企業が会員となり、街のグランドデザインの検討やワークショップなどを行っています。
今でも、とても魅力的な「まち」です。新しいだけでなく、生きている「まち」として成長し続けていく空気を感じました。
プロフィール

作州浪人

Author:作州浪人
「隠居」と言った方が良い境遇にありますが、心の在り方としては「素浪人」でありたいと思っています。なお作州浪人はあの宮本武蔵にちなんでいます。郷里が近いのです。
 またバックに使わせてもらっている手拭いの模様、「鎌」に「輪っか」にひらがなの「ぬ」。「かまわぬ」といかにも江戸人の気っ風が感じられ、好きです。 

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