「屋台曳き揃え」と「からくり奉納」


10月10日は、高山祭の本祭りです。午前10時に桜山八幡宮の参道に行きましたが、すでに屋台が並んでいました。たくさんの人です。
屋台の泥揃いは、「屋台曳き揃え」と言います。
国の重要有形民俗文化財である八幡祭の屋台10台(通常は11台)が、桜山八幡宮に曳き揃えられます。布袋台は八幡宮境内に、他の屋台は表参道に登場です。
昨夜の屋台が間近で見られます。

でも見たいのは「からくり奉納」です。急いで境内に入りました。もうたくさんの人でした。
できるだけ前の方へ行き、座って、40分待ちました。
からくりのしかけとして次のように書かれていました。
「屋台正面上段の高欄の間を、箱型の9尺余りの樋を突き出し、人形の綱は樋の中を通り、遠隔操作によって、前後左右に動き、演技をさせる仕組」
ちょっとわかりにくいです。
布袋台のからくり奉納の解説では次の説明がありました。
「享保年間の創建とされ、布袋の操り人形を主題にしてこの屋台が建造された。布袋和尚と唐子2体は、操り手綱36条と8人の綱方を要する極めて複雑巧妙なからくり人形で、離れからくり人形中日本最高のものである。」
とにかく、三味線と太鼓と歌に乗って、見事な動きで、唐子2体が布袋和尚の肩に飛び乗りました。
失敗の時のあるようですが、今回は、大成功で、拍手喝采がやみませんでした。



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