猫都(ニャンと)の国宝展 at 百段階段 ~猫の都の国宝アート~
目黒の ホテル雅叙園東京に「猫都(ニャンと)の国宝展 at 百段階段 ~猫の都の国宝アート~」を見に行きました。
昨今の猫ブームで、最近「猫」の展覧会が多いです。この雅叙園でも昨年に続き二回目です。今年は、総展示数も増やし、猫アート作家40名による絵画や彫刻などの作品を、猫にちなんで222(ニャンニャンニャン)点展示しているとおkpとでした。
東京都指定文化財の「百段階段」には、階段に沿って7つの部屋があり、それぞれテーマをもって展示されていました。
どれもおもしろのですが、なんとかスマホで撮れた作品の一部を紹介します。
どうどうと寝転んで「招寝子」。

おんせん、いっしょにはいらんかえ?

文庫張子「夏目漱石」古本によって創られた張子です

"歌川国芳をオマージュした作品。"祭りだワッショイ!

国芳の弟子の歌川芳藤「五拾三次之内猫の怪」を立体化した猫絵
まずはその原図となった芳藤の浮世絵。

芳藤の「五拾三次之内猫之怪」は、「尾上梅寿一代噺」の中に登場する化け猫をモチーフとした大判錦絵です。
タイトルにある「五拾三次」とは「独道中五十三駅」のことで、「東海道五十三次」を舞台に取り入れた先駆的な作品です。
1847年7月より市村座で上演されたこの歌舞伎舞台では、簾(すだれ)を破って巨大な顔の猫が登場する場面が大評判となりました。
この場面に着想を得て芳藤が手がけた絵の中では、大小の猫合計9匹が化け猫の顔を作っています。三毛の模様が微妙な陰影を浮かび上がらせ、目は鈴、口の中から見える赤い舌は猫の首紐です。
そして、これが会場の作品です。

少し横から。

さらに、会場に展示してあった横尾忠則の招き猫のポスター。ここにも歌川芳藤「五拾三次之内・猫の怪」は入っています。

昨今の猫ブームで、最近「猫」の展覧会が多いです。この雅叙園でも昨年に続き二回目です。今年は、総展示数も増やし、猫アート作家40名による絵画や彫刻などの作品を、猫にちなんで222(ニャンニャンニャン)点展示しているとおkpとでした。
東京都指定文化財の「百段階段」には、階段に沿って7つの部屋があり、それぞれテーマをもって展示されていました。
どれもおもしろのですが、なんとかスマホで撮れた作品の一部を紹介します。
どうどうと寝転んで「招寝子」。

おんせん、いっしょにはいらんかえ?

文庫張子「夏目漱石」古本によって創られた張子です

"歌川国芳をオマージュした作品。"祭りだワッショイ!

国芳の弟子の歌川芳藤「五拾三次之内猫の怪」を立体化した猫絵
まずはその原図となった芳藤の浮世絵。

芳藤の「五拾三次之内猫之怪」は、「尾上梅寿一代噺」の中に登場する化け猫をモチーフとした大判錦絵です。
タイトルにある「五拾三次」とは「独道中五十三駅」のことで、「東海道五十三次」を舞台に取り入れた先駆的な作品です。
1847年7月より市村座で上演されたこの歌舞伎舞台では、簾(すだれ)を破って巨大な顔の猫が登場する場面が大評判となりました。
この場面に着想を得て芳藤が手がけた絵の中では、大小の猫合計9匹が化け猫の顔を作っています。三毛の模様が微妙な陰影を浮かび上がらせ、目は鈴、口の中から見える赤い舌は猫の首紐です。
そして、これが会場の作品です。

少し横から。

さらに、会場に展示してあった横尾忠則の招き猫のポスター。ここにも歌川芳藤「五拾三次之内・猫の怪」は入っています。

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